AMDとIntel どちらがいいのか
この記事は釧路高専 Advent Calendar 2019 7日目の記事です
ということで書いていきます
AMDとIntel
AMD と Intel 、AMD と Nvidia、いまやどちらにも長所や短所があり、自作erにとってはとても楽しい時代になってきています。 しかし、自作になじみがない場合、この二つのメーカーからどちらのCPUを買えばいいのか迷うと思います。なので少しづつ、私なりの情報と語り方で、違いを説明しようと思います。
少しでも、判断の手助けになれば幸いです。
AMDという選択肢
2017年にRyzenシリーズが発売されて以来、AMDは急にシェアを伸ばし、今ではIntelと肩を並べるところまで来ています。 なぜここまでシェアを伸ばすことができたのか。
いろいろな理由がありますが、最大の理由は何といってもコアの多さでしょう。
Ryzenが発売された当時、Intelのメインストリーム最上位のCore i7 7700Kは4コア8スレッドでした。これはIntelが2009年に発売された初代Core iシリーズから変わらないものでした。
しかし、Ryzenはそこに8コア16スレッドと二倍のコアで世界に向けて発売されました。デスクトップ向けでここまでのコア数を実現するものは少なく、革新的なものでした。これにより、メニーコアとも呼ばれる世界が、一般人でも簡単に構築することができるようになったのです。
AMDの弱点
ただし、IntelのCPUと比べた際、弱点ともとれる部分もあります。
IntelのCPUよりも、シングルコアの計算能力が弱いという弱点です。この部分が特に響くのはやはりゲームでしょう。
Ryzenの第一世代や第二世代とその当時のIntelと比べても、ゲームに関しては少しFPSが落ち込んでしまうベンチマークが多々あります。この差は第3世代になって改善されましたが、それでもIntelのほうが有利です。
また、一部のアプリケーションでは、動作が不安定もしくは動かなくなるという問題もありました。しかし、発売から2年が経過した今、不具合は解消されて来ています。
AMD or Intel
ここまで長く語ってきましたが、簡単に言えば
あなたがマルチスレッドをフルに生かす作業をしているなら、AMD。
ゲームや少ないスレッドで動くソフトウェア、安定を求めるならIntel。
ここさえ抑えていただければ大丈夫です。
自作erとしては、「予算内で最大限のCPU能力を」という言葉を送ります。普通のことのように聞こえますが、CPUは種類が多く、選ぶだけでも一苦労です。また、デスクトップなら交換できる可能性がありますが、ノートパソコンのCPUは容易に交換できません。
二つのメーカーを比べ、自分に最適なパソコンを購入してください。